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カメラの解像度競争から離脱

ずっと使い続ける楽しさ

今年も各カメラメーカーが魅力的な最新モデルをいくつも発表・販売開始しました。できれば全部ほしい。。でも現実には金銭的に不可能。たった1台買うのも一大決心。なにせ最近の最新カメラは以前にくらべて断然高額になってます。

そんな訳でこの頃は、新しいカメラを買わない理由をみつけて自分を納得させているのでした。

「カメラは最新でなくたっていいじゃん」と言い訳していましたが、そもそも本当のところ、正直なところ、最新機種である必要はないよね。とも思うのです。

というのも、良く目を通しているお気に入りの雑誌は写真がとても好みで、その写真をよく観察してみると どの雑誌の写真もなんだがかザラザラしていて湿っぽいというか、湿度のある写真が使われています。

逆に、そういう写真を使っているから、お気に入りの雑誌だったりするのかなと思ったのです。

他によく見る雑誌でツルツルで綺麗でピカピカな写真を使っているのもあるのですが、それはどちらかというと情報を得るための雑誌で、お気に入りか?といえばそうでもない。

頭の中でそんな考えが巡りめぐって、自分の最近の写真の好みに気づき始たのでした。

そう、自分は「なんか綺麗すぎる写真て好みじゃないな。」

仕事で頼まれて撮る写真ならば、できるだけ高解像度で綺麗に撮るということも納得できるのですが、自分が自分のために好きに撮る写真をよく考えてみると、綺麗に撮った写真をわざわざ後でくすんだ感じに加工したりしているし、もともとあんまり綺麗な写真はほんとは好みじゃないのかったのかも。

だからこそ今でもフィルムカメラをいくつも所有しているし、わざわざデジタルなら必要のないお金をかけてフィルム写真をやったりするんだな、と納得した自分がいました。

そして今回のブログタイトルになるわけですが、前にもブログで書いた森山大道風に写真を撮るのに使っていたカメラの、初めて購入したデジタル一眼レフカメラ NIKON D200 がまだ現役で、これをもっと活用しようかな、と思ったのです。

見かけは最新機種のNIKONカメラとそんなに差異はないのですが、中身はかなり時代遅れ。スペックで言ったら iphone のほうが数段上の性能で、実際 iphoe の写真のほうが断然綺麗に撮ることができます。

でも、どっちが好みか?と言ったら iphone ではなかったのです、わたしの場合。

そんな訳で最近はもっぱら初めて買った D200 を持ち歩いて写真を撮っています。レンズも中古カメラ店のジャンクコーナーで購入した数千円のレンズ。この組み合わせで何が良いかというと、どこかにちょっとブツケても、ちょっとくらい雨に濡れてもあんまり気にならないところです。

あまり神経質にならずに撮りたいときにスッと撮る。この動作がなんだかとても楽しいです。

ここ数年頭でっかちになっていて、写真を撮る時は「撮るぞー」と気合を入れて、最高画質でもちろんRAWで撮影して撮影後はかなり時間をかけて Adobe Lightroom Classic で現像しなければならない、という強迫観念に包囲されていたように思います。(仕事では今でもそれは基本です)

仕事じゃないんだからもっと気楽に、とにかく「楽しく」撮りたい!でもちょっと自分好みに撮りたい!欲求を満たす方法として、古い一眼レフデジカメを使って、当然 jpeg一発で撮る。データーも軽いしカメラも結構ラフに扱っても気にならないし、何よりカメラを始めた頃のようになんだか楽しい気持ちも戻ってきたし、カメラメーカー解像度・機能競争から離脱することを決心したら、いいことばかり!

またしばらくしたらマイブームが変わって最新機種のカメラがいいなどと言っているかもしれませんが、今のところはとにかく同じモノを長く使い続けるのがカッコいいと思っています。あと10年くらい D200 が動いてくれたらまた再評価されるときが来るかもしれないし。

お金がなくて新しいカメラが買えないきっかけで、脱解像度に行きついたのですが結果オーライで写真を撮るのが楽しくなりました。しばらくはこのやり方を続けてみようと思います。